ネコの下部尿路疾患

 

「ネコの下部尿路疾患」とは、長ったらしい病名ですが全てのネコが罹患する可能性を秘めています。

ネコの尿中には目に見えないほど小さな結晶があります。

普通は外を駆け回ったりしているうちにオシッコと一緒に出てしまいます。

でも、交通事故や喧嘩のことを考えると、どうしても室内飼いになってしまいます。

室内ではあまり運動をすることがないので、結晶が膀胱内に蓄積していき結晶が塊になっていきます。

オシッコをしに行きますが、トイレではちょっとしか出なかったり、全く出なくなったりします。

少し出ている場合でもいずれは出なくなります。頻繁にオシッコに行くようになったら要注意です。

ほっておきますと、膀胱がパンパンになって急性腎不全になって命にかかわります。

出て行くはずの老廃物が出ないで体中を回っているわけです。

この尿毒症が進むと食欲がなくなり、ゲーゲー吐くようになります。

気がつかないでいるとひどいときには膀胱破裂を起こします。

早く気がついてあげて、緊急に膀胱内の尿を出してあげないといけません。

来院されて私たちが行うことは、第一に尿道にカテーテルという管を入れます。

尿道内に結晶の塊つまり結石があると管は簡単には通過しません。

超音波を使って結石を砕きながら進みます。

膀胱内にも結石や結晶がたくさんありますから、膀胱内を洗浄してこれらの結晶を全部取り出します。それと同時に血液検査をして腎臓や他の内臓の疾患や障害のレベルを測定します。

急性腎不全をおこしている場合には、われわれ人では透析がありますが、ネコではそうもいきません。

静脈にカテーテルを入れてそこから点滴を続けます。

一晩二晩で回復して退院していくネコもいますが、一週間入院していた子もいます。

予防方法としては、食事を完全にかえてしまうしかありません。尿路疾患予防食です。

他の食事は一切与えてはいけません。

当院では、「c/d」や「pHコントロール」という処方食があります。

ちなみに、当院での価格は2キロで3670円です。

ホームセンターで売られている一般食とは格段の差があります。

多頭飼育のお家では、他の子たちが高価な処方食を食べてしまうので経済的な負担増になります。

この場合、手術があります。当院ではなるべく手術を回避できるように処方食をお勧めしています。

しかし、一生涯この処方食を食べ続けるこのなると経済的にも負担が大きいでしょう。

手術にかかる費用のほうが安く付く場合もあります。

室内飼いで、男の子で優しくておとなしい子は要注意です。

 

 

診察時間

午前8時から午後6時まで

(電話受付は午前7時から)

 

来院の前に電話にてご連絡をくださいますようお願いしたします。

 

午後0時から3時までは手術往診やお昼休みで診察できないこともございますが、電話での受付は可能です。

 

休診日水曜日曜祝日です

  

英語のできる獣医師もいます

 

夜間診療は行っておりません。

 

大型犬の診療は現在はおこなっておりません。

 

突然、臨時休診日になることがございます。ご確認ください。