当院からのお知らせ

 2025年のカレンダーの配布を始めました。

ご入用の方はお立ち寄りください。

 

当院の駐車場の車の向きが逆になりました。

お気をつけて駐車してください。

入口から6台分が当院の駐車スペースです。

満車の時は11番から奥の方へ駐車してください。

 

イヌの診療は小型犬だけです。

設備の大きさやスタッフの数から中・大型犬の診察はお断りしています。

 

 当院は完全予約制です   

    来院前に電話にて要件をお伝えください

 混雑を避けるためでもあり、待ち時間を短縮するためです。

 症状に応じた準備が必要になります。

    当日でも来院直前でも、とにかく事前に連絡ください。

 

ネコの不妊手術・去勢手術

 日帰り手術です

 何か月も前からの予約はいりません。

 前日の避妊手術予約も可能です。

 去勢手術は当日予約でもできます。

 手術前のノミダニ駆除・ワクチン接種は義務ではありません。

   ネットに入れてキャリーで来れば万全です。

    ネットに入らなくても、小さめのキャリーに入っていれば手術はできます。

 外飼いで捕まらないネコでもご相談ください。

 

電話相談

       病気のことでもなんでも動物の日常のことならなんでもご相談ください。

     直接、当院においでくださっても結構です。

     できる限りお答えいたします。

 

診療費用

   このホームページには診察や手術の費用は書かれていません。

   価格の魅力で飼主さんを呼び込むことはしていません。

   病気や怪我はその子その子で状況もかわってきます。

   ただ、ある程度の見積もりは電話ででも出せます。

   遠慮なくご相談ください。

 

普段着診療

   当院では手術時以外は普段着で診察することが多いです。

   動物に威圧感や恐怖心を与えないことが主眼です。

   白衣は何のために着るのでしょう?

   血や汚物で汚れたら交換できるという意味?

   獣医師の経験では、眼だった汚れがなければ1週間でも同じ白衣を着ます。

   普段着はどうでしょうか?一日に一度は着替えます。

   つまり、白衣よりも普段着のほうが清潔だといえます。

   清潔でしかも動物に優しいとなれば、もう普段着に勝るものはないでしょう。

         跪いて動物を観察するには、Tシャツにジーンズつなぎ服のこともあります。

         手術時は滅菌済みの清潔なスクラブなどに着替えますのでご安心ください。

 

お預かり診療

   開院は午前8時ですが、閉院時間は午後6時です。

   午後6時以降なら夜間病院(伊勢崎・前橋・熊谷)もございます。

   緊急性がないなら、翌朝の朝一で電話・来院ください。

      お仕事に行く途中にお預かりいたします。

   その間に診察・検査・治療させていただきます。

   帰宅時間にお迎えにお越しください。

   途中、診察・検査の結果をお知らせし、治療の方針をご相談いたします。

   ネコではこの方法がベターです。

   お預かり料金はいただいておりません。

         ネコ風邪のような感染症の子はお預かりできません。

   ネコ風邪は感染力が強く待合室で感染することもあり得ます。

   食欲があるうちは来院せずとも薬だけを処方することも可能です。

 

ネコの皮下点滴

         ネコの点滴には静脈点滴よりも皮下点滴がいいようです。

   ストレスもなく30分くらいで終わります。

   点滴で水分補給するだけでも元気になります。

   高齢で弱っている子でも点滴で食欲も出ます。

         皮下点滴は短時間で終わりますが、その間はその子に付きっ切りです。

   そのために、他の子の診療ができません。

   皮下点滴をご希望の方は電話で予約をお願いいたします。

   食欲がありながら点滴入院を勧める病院には気を付けましょう。

   点滴よりも何よりも口から食べることが一番です。

 

 

イヌの避妊・去勢手術(日帰り手術)

 日帰り手術です。 

    小型犬のみお受けしております。

 前日までに予約していただいて、当日は朝ごはん抜きです。

 

   「子供を産まないからいいや。」とか「オスだからいいや。」という考え?

  手術をしないでいると悲しい現実が待っています。

  生活環境の変化や栄養状態の良さから長寿になりました。

  フィラリアが蔓延していた頃のイヌの寿命は6歳くらいでした。

  今では16歳くらいが寿命です。

  10年も寿命が伸びた分、

  年齢とともに、

   女の子では乳癌子宮蓄膿症卵巣嚢腫・・・、

   男の子では精巣癌前立腺炎会陰ヘルニア・肛門腺腫などの

   病気にかかる確率が高くなります。

  そうなると手術費用もかさみますし、動物の苦痛も大変なものです。

 

  避妊手術の費用は通常の開腹手術の半額以下に設定しています。

       子宮蓄膿症では避妊手術の3倍、乳癌では5倍くらいの手術費用がかかります。

  手術時間も長く血液検査や画像検査や点滴による入院が必要になるからです。

 

メスネコの避妊手術 (日帰り手術)

  日帰り手術です。

  事前の来院の必要はありません。

  事前に予約が必要です。

 

  必ず、大き目のネット(60x60)に入れてキャリーでつれて来てください。

  ネットに入らなければ、小さめのキャリーに入れてください。

  少食ならば絶食の必要はありませんが、できれば絶食が理想的です

      遠方から来院される場合は車酔いをすることもあります。

  絶食であれば安心できます。

 

  午前中に来院して、午後3時過ぎれば帰ることも可能です。

      術後すぐに麻酔から醒めます。

      遠方からお越しの方には最短1時間ほどで手術を終えて帰ることもできます。

 

  当院ではご希望であれば手術と同時にワクチン接種もできます。

  手術中にノミを発見すればノミ駆除のスポットを垂らします。

  ご要望のない限り血液検査・ワクチン接種はしません。

 

  発情期にはなるべく不妊手術は避けたいのですが、

  当院では発情期にかかわらず不妊手術は可能です。

       しかし、発情期には「早く手術をしてほしい」という要望。

  無理やり、手術の予定を組むことになります。

  ネコにとっても当院にとっても難題です。

  できる限り、いや、是非とも、発情が来る前にお願いしたいです。

 

      当院ではオリンパス製の超音波メスを使用しています。

  糸を使わず血管の止血と切断を一度に行うものです。

  発情中や成ネコの血管は太くて糸を使うこともごいざいます。

 

  当院ではエリザベスカラーも包帯もしません。

  この二つはネコのストレスにつながります。

  傷口を舐めても問題はありません。

  ご心配の方にはエリザベスカラーを貸与しています。

 

  皮下脂肪の多いネコは縫合部がプックリ腫れることがあります。

  抜糸時にまだ腫れている子もいますが、心配ございません。

 

  事前検査・入院・エリザベスカラー・包帯・・・。

  ストレスでネコは病気になります。

 

  ネコの発情は1年に何度もきます。

  ネコは交尾刺激で排卵しますから、交尾しないといつまでも発情が続きます。

  イライラして食欲もなくなり、次第に痩せてきます。

 

  お産の後でも赤ちゃんにお乳をあげながらでも発情が来ます。

  授乳しながら妊娠するネコもいます。

 

  生後6ヶ月くらいで避妊手術はできます。

  ご希望の方にはワクチン接種ネコエイズ・白血病検査もできます。

  避妊手術をしないでいると年齢とともに、乳癌や子宮蓄膿症になります。

 

      当院では卵巣と子宮を摘出します

      (摘出した卵巣と子宮は術後にお見せしています。)

  料金を安く傷口を小さくするために、野良猫には卵巣だけを摘出する病院もあるようです。

  どちらがいいのかは諸説あるようです。

  しかし、飼い猫と野良猫で差別があってなりません。

  一つの命としては同じですから・・・。

 

       妊娠しているネコの不妊手術はお断りしています。

 

  送迎も行っています。

  野良猫にはワナケージの貸し出しも行っています。

 

     高崎市・前橋市・渋川市・沼田市・太田市・玉村町・吉岡町では自治体からの助成金制度があります。

   各窓口にお問い合わせください。

  上里町では野良猫に限り、耳の一部をカットすることが原則ですので、当院ではできません。

  当院ではミミカットはお断りしています。

 

オスネコの去勢手術(日帰り手術)

  日帰り手術です。

 

  事前の来院の必要はありません。

 

  メスネコの避妊手術も「去勢」と呼ぶ方もいます。

  厳密にはメスでは「去勢」ではなく「避妊」手術です。

 

  事前に予約が必要ですが、当日でも電話予約ができます

  オスネコの去勢手術は一日中受け付けています。

  午後の来院でも可能です。

 

  必ず、大き目のネット(60x60)に入れてキャリーでつれて来てください。

   ネコの去勢手術では絶食の必要はありません

  

  性成熟前の尿道の生育が終わる前では尿路結石になりやすいようです。

  当院では8ヶ月齢以後をお勧めしています。

  手術前の検査やワクチン接種は義務付けていません。

  ワクチン接種はお勧めですが・・・。

 

        遠方からお越しにの場合は30分程度で手術を終えて帰ることもできます

 

  当院ではエリザベスカラーも包帯もしません。

  この二つはネコのストレスにつながります。

  傷口を舐めても問題はございません。

  事前検査・入院・エリザベスカラー・包帯・絶食…。

  無意味なストレスを与えてはいけません

  

  オスは子供を産まないから手術はいいやとお思いでしょうか?

  それも一理あります。なるべく健康な身体に手術はしたくないです。

 

  ただ、オスネコはマーキングという縄張りを示す行為が始まると治らないことが多いです。

  マーキングはあちこちに臭いオシッコを引っ掛ける動作です。

  室内飼いでは、マーキングはとっても耐えられないほどの臭いをばら撒きます。

 

  ただ、おとなしくて大きなオスネコは去勢すると、尿道結石になりやすいです。

  去勢していても外で排尿する子はマーキングで結石を小さいうちに出してしまいます。

  最近は、室内飼いのオスネコの去勢手術をむやみにお勧めすることはありません

 

  この尿路結石を予防する方法はただ一つ、処方食を一生食べ続けるしかありません。

  処方食のお値段は高く、お米の10倍くらいします。

  マーキングをとるか尿路結石をとるかの判断は難しいところです。

 

  ご希望の方にはワクチン接種ネコエイズ・白血病の検査もできます。

 

  送迎も行っています。

  野良猫にはワナケージの貸し出しも行っています。

 

  高崎市・前橋市・渋川市・沼田市・太田市・玉村町・吉岡町では自治体からの助成金制度があります。

  各窓口へお問い合わせください。

  上里町では野良猫に限り、耳の一部をカットすることを条件ですので、当院ではできません。

6つの自由

6つの自由とは

 自由に食べることができる

 自由に飲むことができる

 自由に排便ができる

 自由に排尿ができる

 自由に遊ぶことができる

   自由に眠ることができる

 

 これらの自由がなくなれば、動物は生きている意味がありません。

 

 過食はいけませんが食事を与えないという苦痛はいけません。

 食べられない状態で点滴やチューブ栄養での延命も苦痛です。

 喉が渇いても飲み水もない状態では脱水で危険です。

 種々の原因での便秘には食事療法や浣腸が必要です。

 尿路が確保できずにカテーテルで排尿させ続けるような苦痛はいけません。

 屋外での交通事故は悲惨ですが、室内に閉じ込めることも苦痛です。

 血液検査でも押さえつけて採血すると血糖値が上がります

 息苦しい動物のレントゲンやエコーを撮ることも動物にとっては苦痛です。

 エリザベスカラーをして何時間も点滴を続けることも苦痛です。

 当院では術後のエリザベスカラーも包帯もしません。希望者のみにお渡しします。

 知らない場所に入院することも苦痛です。

 眠るときがストレスから解放されるときです。

 

 当院では、血液検査・レントゲン・点滴・入院・外科手術は最小限にとどめます

 多少の不都合があっても、いつもの場所でいつも通りの生活ができることが、その子にとって幸せです。

 

 健康診断と称して動物に血液検査を勧める病院があります。

 症状がないのにちょっと数値が高いだけで、再検査を勧めたり薬を処方するのは全くのナンセンス

 上記の自由を奪うものです。

 

 15歳を超えたイヌ・ネコに血液検査・点滴・入院を勧める病院には気を付けましょう。

 病院に来ることでさえ、怖い・痛い思いをするのです。

 いつもの場所でいつもの人に寄り添ってもらうことが大切です。

 ネコなら30分程度の皮下点滴で十分です。

 

 5番目の「自由に動き回ることができる」は「屋内」では「自由」でしょうか?

 ネコは外で遊ぶのが大好きです。

 屋外・屋内の出入り自由がいいですね。

 今では、イヌもネコも屋内飼いが定着しました。

 車社会になって、「屋外は危険」という概念も定着しました。

 ネコでは交通事故

 イヌでは酷暑

 どっちも人災です。

 

自己免疫疾患

人にもイヌやネコにも免疫疾患があります。

難治性のやっかいな病気です。

ステロイドという免疫力を落とす薬を使います。

使っても完治することはありません。

が、今のところ、この薬以外に解決の道はないのです。

自己免疫疾患とは、自己、つまり自分の身体を攻撃してしまう病気です。

何故、自分の身体を攻撃するのかはまだはっきりとは解明されていません。

「衛生仮説」というものがあります。

身体が極端にきれいになり過ぎて、免疫細胞が暇になって、自分の身体を攻撃してしまうという考え。

事実、ネコやイヌの身体から寄生虫が消えています。

子供のうちに検便で寄生虫を完全に駆除することが一般的になりました。

腸内にいる寄生虫によって免疫細胞がいつも賦活されている状態はもうなくなりました。

「アトピー性皮膚炎」「ネコの口内炎や皮膚炎」

「炎」の付く「炎症性疾患」です。

免疫の暴走を抑えるのに苦労します。

 

以前に途上国に住んで仕事をしていた時に感じたことがあります。

日本では子供のアトピーやアレルギーは一般的ですが、途上国の子供たちにはほとんどないのです。

彼らの消化管にも皮膚にも寄生虫がいるのです。

アトピーは自身の細胞を誤って攻撃することで起きます。

アレルギーは外からくるものに寛容性がなく攻撃しかできないことで起きます。

寄生虫の存在で免疫細胞は常に賦活されています。

免疫細胞が正常ならば、攻撃性だけではなく寛容性もあるのです。

 

食べ物や生活環境を変えることで対処することも一法です。

当たり前だと思っている「キャットフード」や「ドッグフード」。

全てこれらは加工食品です。

イヌやネコが加工食品を口にするのはここ50年ほどです。

免疫疾患が全て食品から来ているとは言えませんが、その一端はあり得ます。

この難しい疾患に手を焼く日々です。

免疫寛容を期待してオリゴ糖を処方することもあります。

飼主さんの体験も貴重な情報です。

改善の兆しがみられるような体験談をどうそお寄せください。

 

薬の副作用について

 ネコやイヌの薬で3種類以上の薬を処方されるときは断りましょう。

 医師も獣医師も薬の副作用についての知識は皆無です。

 学校でも習いませんし、製薬会社にも多剤との複合的な副作用データは存在しません。

 薬の副作用としては指示書に記載されていますが、多剤との複合的に副作用が増幅されることがあります。

 3種類以上の薬の複合的な副作用は天文学的なことになります。

 誰も責任を負えません。

 当院では3種類以上の薬を処方することはほとんどありません。

 処方する抗生物質によっては腸内細菌叢が変わって下痢することがあります。

 だからといって、下痢止めやら多剤を一緒に処方するようなことはありません。

 即座に、「その薬をやめてください。」と言います。

 

 投薬での下痢や嘔吐はその子の身体がその薬を拒否している証拠です。

 

 厳密には「副作用」というものはなく、「主作用の一部」です。

 病気の原因を究明することなく、薬を処方し続ければ、どうなるでしょう?

 病院は儲かりますが、イヌ・ネコにとっては有害無益です。

 西洋医薬にはたくさんの主作用があって、そのうちの一つを利用しているのです。

 他の主作用で身体の不調が生じることは避けられません。

 

   医師や獣医師の学会では「ランチョンセミナー」というものがあります。

 新薬の宣伝のためで、昼食のお弁当がタダで食べられるのです。

 セミナーとは名ばかりで副作用の質問には「副作用はありません」の一点張り。

 帰りには副作用について何も書かれていない新薬の資料を渡されます。

 昼食タダでお土産までもらって、何の疑いもなく翌日から新薬を使い始めます。

 得体のしれない薬を使われる動物はたまったものではないでしょう。

 

 当院では抗生物質を積極的に使います。

 抗生物質は使い方によっては最強の薬です。

 

 私が以前に呼吸器の不具合で医院にかかったとき・・・。

 咳止め・抗ヒスタミン・気管支拡張の合剤を2週間分処方。

 症状は改善せず、副作用に苦しみました。

 その後、抗生物質投与で3日で完治した経験があります。

 

   しかし、抗生物質もその使い方を誤るととんでもない結果が待ち受けています。

 私も過去に感染症で長期間の抗生物質投与を強いられました。

 その結果、胸やけから喘息を発症しました。

 成人喘息は完治が難しく未だに病を抱えた生活をしています。

 長期間の抗生物質でピロリ菌も死滅し腸内細菌も入れかわりました。

 喘息は怖い病気ですが、薬で症状を抑えることができても完治はしません。

 

   私の友人で糖尿病から透析にいたった人がいました。

 週3回の透析に加えて一日3回の投薬。

 一度に20個のカプセルや錠剤や散剤を飲む。

 「よく、そんな沢山飲めるね?」と言うと、

 「飲むんじゃないよ、食べるんだ。」と答えた。

 笑い話みたいな実話です。

 獣医師の私が見てもほとんどが不要な薬。

 薬一つに何種類かの副作用があり、10種類もの薬を一度に飲むと副作用は天文学的数字。

 副作用を抑えるためにまた他の薬を処方する。

 そんなバカげた医師のまねごとを獣医師がしはじめています。

 しっかり考えて、「要らない」と言える賢い飼主さんになってください。

 

   この友人はその後、天国に旅立ちました。

 糖尿病もインシュリンの投与開始する前に糖質制限で完治していたかもしれません。

 私たちの身体もイヌやネコの身体も食べたものだけでできているのです。

 

   ワクチンについても同じことが言えます。

 当院ではワクチンや抗生物質を積極的に使います。

 イヌのワクチンは3年間隔でもいいという意見もあります。

 事実、当院ではイヌのパルボウイルス感染症やジステンパーの症例が激減しています。

 この2種の致死的な伝染病が無くなったのもワクチン接種が行き届いたおかげです。

 ですから、ワクチンを否定するものではありません。

 

 ネコの3種ワクチンは大切だと考えます。

 しかし、ワクチンにも副作用があります。

 イヌでも稀には顔が腫れたりすることがあります。

 ネコでの副作用の経験はありませんが、接種後に発熱することもあるようです。

 

 私自身、新型コロナのワクチン接種後の発熱や3回目の接種後から始まった不整脈に苦しみました。

 不整脈は脈が飛ぶ怖いものでワクチン接種を後悔しました。

 ですが、喘息という持病を抱える我が身に新型コロナが襲い掛かれば・・・。

    不整脈は医者にかからずサプリで完治しました。

 冠動脈狭窄がある我が身にとっては危険極まるものでした。

   それからはサプリとビタミン・ミネラルは欠かせないものになりました。

 医学に「絶対」ということは無いようです。

   

ペットフード

ドッグフードとキャットフードというと、乾燥させたペレットフードのことを意味するようです。

「獣医師が考えた最高の食事」なんて嘘くさい宣伝文句。

本当にイヌ・ネコの栄養素について考えられた食事なのでしょうか?

彼らの本当の食べ物に比較すればあまりにも炭水化物の含量が多すぎます。

イヌでもネコでも糖尿病が増えつつあります。

もともと肉食だった動物がこれだけ多くの糖質を食べると・・・。

 

自然界に存在しないペレットフード

ペレットにするために炭水化物「つなぎ」として加える。

ペレットフード以外の食べ物をあげて獣医にきつく叱られたという話を聞きます。

イヌもネコも食事をするときに、しゃぶりたい・舐めたい・すすりたいでしょうに・・・。

イヌもネコもドライフードに飽き飽きしているんです。

ドライと缶詰とを並べると、ほとんどの子が缶詰の方を食べます。

「チャオチュール」というペロペロ舐めるおやつが人気です。

これは動物の本能をくすぐるものです。

 

人間だって、キャンプに米やパンを担いでいきます。缶詰や肉や魚の干物まで持っていきます。

ペレットと水だけでキャンプできるなら、これほど簡単なことはないでしょう。

人間こそ栄養は知り尽くされていて、人間用のペレットフード「ヒトフード」も可能です。

宇宙飛行士の食べ物でもペレットでいいはず・・・。

 

震災での避難所の食事がお粗末すぎます。

おにぎり・コンビニ弁当・カップラーメン・サンドイッチ・うどん・そば・・・。

炭水化物のオンパレード。

風呂にもトイレにも不自由して、食べ物がこれで身動きできずエコノミー症候群。

 

ペットフードのようにペレット状の「ヒトフード」と水があれば人間は生きていけます。

栄養を考えてビタミン・ミネラルを追加した「ヒトフード」。

理論上、生きていけるんです。

 

ペレットと水だけで保存食になります。

役場にペレットと水を大量に保存しておけば、非常時の住民の食事は完全に確保できます。

料理する手間もガスも電気も水も食器を洗う必要もありません。

冷蔵庫さえ無用です。

二酸化炭素も出さずに安心です。

しかし、こんなものばかり食べていては心が塞ぎますね・・・。

 

動物には処方食として、ペレットフードを勧めることがあります。

ネコの下部尿路疾患・ネコの便秘と下痢・犬のアトピー性皮膚炎にはペレット状の処方食を勧めます。

ネコの処方食に関しては、ペレットフードを止めて水分のある食事に切り替えれば治るはずです。

イヌのアトピー性皮膚炎も外飼いの犬にはほとんど見られません。

食事以外に何かが関係している可能性もあるようです。

 

これほどまでペレットフードが普及した理由。

それは、長期の保存に耐える・手を汚さないという人間の怠け癖からくるのものです。

決して、イヌやネコの側に立ったものではないのです。

しゃべらないのをいいことに、一方的にペレットフードを与え続けていいのでしょうか?

それでいて、処方食のペレットフードを勧めることもあります。

自問自答の日々です・・・。

 

セカンドオピニオン

 

「獣医の言うことが信じられない。」

「他にも治療法があるかもしれない。」

「金額が高額すぎる。」

「手術以外に治療法の選択肢はないものか?」

「望まないのに不必要な検査を勝手にやられた。」

「行くたびに健康診断を勧められる」

「飲んでいる薬が本当に必要なのか?」

 

動物病院で躊躇されることは日常茶飯事です。

人の病院ではセカンドオピニオンは一般的になりつつあります。

物言わぬ動物では当たり前でしょう。

特に、癌の早期発見や手術・抗癌剤・放射線の治療方法を動物は望んでいません。

 

電話でもできる限り相談に応じています。

 

当院では麻酔下の処置や手術時には飼主さんにも見ていただけます。

開腹手術時は感染予防のために飼主さんは手術室には入れませんが術後に写真をお見せしています。

 

入院時の面会も常時可能です。

面会に行ったときにすぐに面会させない病院には気を付けましょう。

 

最近はネコの不妊・去勢手術でのセカンドオピニオンで電話される方が増えています

他院で、「ノミダニの駆除とワクチン接種が終わっていないと手術できない。」と言われたとか・・・。

「3か月先まで手術予定はいっぱいだ。」とか・・・。

ナーバスなネコちゃんでは、「来る前に鎮静剤を飲ませてから連れてきなさい。」とか・・・。

往診でイヌの狂犬病ワクチンを接種する場合に、噛み癖のある犬では、「麻酔剤を打つから料金が高くなる。」とか・・・。

これらは全てが人間の都合です。

 

血液検査もしないで腎臓病だと診断され降圧剤を処方されてフラフラになった来院したネコもいます。

血液検査なしでは腎疾患かどうかはわかりません。

水をガブガブ飲んで大量のオシッコをする疾患は他にもあります。

 16年間も同じ動物病院で毎年ネコの5種混合ワクチン接種と検便。

5種混合ワクチンの危険性をインフォームドしないで接種することの傲慢さ。

毎年の検便も室内飼いでは無意味です。

このネコは血液検査もしないで腎臓病だと診断。

その結果、ラプロスという降圧剤を処方されフラフラになって来院されました。

無意味な健康診断・危険なワクチン・無意味な検便・危険な薬・・・。

「お使者さんごっこ」に興ずる獣医師。

お恥ずかしい限りです。

 

  すべてを獣医師任せにしないことです。

 素人の飼主さんを騙すのは簡単なんです。

 飼主さんももっと勉強してください。

 

ジャパニーズイングリッシュ

サイエンスダイエットという動物食の会社があります。

この「ダイエット」とは「痩せる」という意味ではなく「食事」という意味です。

多くの方々が意味を混同されています。

 

また、動物のハウスのことを「ゲージ」と言われますが、正確には「ケージ」です。

ホームセンターの動物のコーナーにも「ゲージ」とハッキリと書かれています???

日本語では「ゲージ」という言葉で定着してしまったみたいですね。

 

ネコの不妊・去勢手術への自治体の助成金制度

  高崎市前橋市渋川市太田市玉村町吉岡町ではネコの不妊・去勢手術に助成金が支給されます。

  上里町・上尾市では耳カットが原則ですので、当院ではできません。

  (玉村町は事前申請が必要で1家庭に1頭だけです。)

  残念ながら、藤岡市・本庄市・神川町では助成金制度がなく、サクラネコを奨励しています。

      飼育地域内での動物病院の領収書しか受け付けない自治体もございます。

      (富岡市・沼田市・みなかみ町)

  助成金のない自治体では一部を病院が負担することもございます。

  自治体によっては年度内に予算額を超えると助成金はストップしますので確認が必要です。